Operation BLOODLINE【継】9回目トライは、
カバーラップ二世が子系統確立条件下記③を満たす前の1978年年末に
種牡馬引退したことにより失敗と判定した。
下記条件①および条件②は
1976年時点で達成済みであり、
戦略そのものは成立していた。
クラブを設立することもできていたし、牧場施設も最大まで充実していた。
なおかつ1978年には米国、英国双方の海外牧場を開設した年でもあった。
本トライの失敗要因は戦略ミスではなく、
種牡馬寿命ロールによる時間切れであると思われる。
◆子系統確立条件◆
1.子系統確立対象馬が現役の種牡馬であること
2.子や孫などの現役後継種牡馬が4頭以上いること
3.子系統確立対象馬の血統支配率が所属地域で5%または、世界で2%以上であること
◆カバーラップ直系種牡馬の1978年年末状況◆
馬名:種牡馬入り年
カバーラップ二世:1956
∟アグネスクロウ:1972
∟リュウズキ:1970(史実馬)
∟リュウフブキ:1977(史実馬)
∟タツキクヌギ:1976
∟カシュウチカラ:1977(史実馬)
∟ジュエンアカツキ:1976
∟タツキボタン:1977
本トライにおいては、子系統確立条件③(血統支配率)未達により作戦失敗と判定したが、 産駒および直孫世代からは、世界水準で通用する競走能力を持つ馬が複数誕生していた。 以下は、その中でも血統戦略上・能力評価上の裏付けとなる主要戦績である。
以上の主要戦績から分かる通り、本トライにおいては
カバーラップ二世直系・および第四サンキスト牝系から、
世界水準で通用する競走能力と後継価値を持つ馬が複数誕生していた。
したがって本トライの失敗要因は、
競走能力・配合戦略・後継種牡馬の質の不足ではなく、
血統支配率が上昇する前にカバーラップ二世が
種牡馬引退ロールを引いたことによる時間条件の問題であったと結論づけられる。